別冊宝島2599　日本史再検証　悪人の真実

最新研究で覆された「悪役」たちの評価

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著者：山本博文監修
発売日：2017年6月16日
価格：1,100円(税込)

判型：A4判
ページ数：111P
ISBN：978-4-8002-7220-1
雑誌：66099-11

時代と勝者に歪められた
「逆賊」の正体

水上交通を意識した
「水の都」の建設を目指した
平将門

後醍醐天皇に抱いていた
畏敬と追慕の念
足利尊氏

称徳女帝に一途に尽くし
新たな時代を方向づけた
道鏡

……etc.

昨今、古文書等の発見・解読により、平将門、足利尊氏、道鏡など、これまで悪人と呼ばれていた人物たちの評価が大きく変わってきている。本誌は専門家による再評価論文を中心に、歴史に名を残した悪人たちの「秘められた功績」を振り返るとともに、真実の姿を明らかにしていく。

山本博文(やまもとひろふみ) プロフィール

1957年、岡山県津山市生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。文学博士。東京大学史料編纂所教授。日本の近世史を専門とする。1992年、著書『江戸お留守居役の日記』（読売新聞社）により第40回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。ほかにも『敗者の日本史赤穂事件と四十六士』（吉川弘文館）、『信長の血統』（文春新書）、『歴史をつかむ技法』（新潮新書）、『天皇125代と日本の歴史』（光文社新書）、『歴史の勉強法-確かな教養を手に入れる』（PHP新書）など著書多数。『角川まんが学習シリーズ日本の歴史』（全15巻）の監修を担当。