2015年 第13回
『このミステリーがすごい!』大賞
優秀賞受賞作
密室空間から小銃弾42発が消えた――。
南スーダンの自衛隊宿営地で頻発する事件を、
定年間近の准尉と若い士長のコンビが追う!
元自衛官だからこそ描ける、
圧倒的リアリティ!
日本から約一万二千キロ、アフリカ大陸。国際連合南スーダン派遣団の第五次派遣施設隊内では、盗難事故が相次いでいた。定年間近の自衛官・亀尾准陸尉と杉村陸士長が調査に乗り出すが、さらに不可解な事件が連続して発生する。謎の脅迫状、そして小銃弾の紛失。相次ぐ事件は何を意味するのか。日本から特別派遣されてきた警務科のちょっとオネエなキレ者・植木一等陸尉も調査に加わり、連続事件の謎に挑む!
※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
※単行本化にあたり、第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞作品、神家正成『深山の桜』を加筆しました。
- 加筆修正して、2016年03月04日に宝島社文庫『深山の桜』を発売しました。