『このミス』大賞シリーズ累計1800万部突破!
この裁判に負ければ、地獄の釜の蓋があく――
国会議員、地検トップまで敵に回す「死命」、
郵政監察官とタッグを組む「心を掬う」他、
読む者の心を激しく揺さぶる傑作検事ミステリー。
満場一致!
2013年度 第15回大藪春彦賞受賞
『検事の本懐』受賞後第一作!
2012年度の山本周五郎賞にノミネートされ、2013年度第15回大藪春彦賞を満場一致で受賞した『検事の本懐』。TV、新聞・雑誌で話題沸騰、法曹界からもエールをおくられる著者の受賞後第一作です。検事の矜持をかけて権力との激闘に挑む力作中篇「死命」、『ザ・ベストミステリーズ2013(推理小説年鑑)』にも選ばれた傑作短編 「心を掬う」、感涙必至の“帰郷小説"「業をおろす」を収録した検事・佐方シリーズ最新刊。いま、ミステリー界で熱く注目される『このミス』大賞作家・柚月裕子の、大いなる飛翔を告げる渾身の一作!
※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
柚月 裕子(ゆづき ゆうこ) プロフィール
1968年、岩手県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、『臨床真理』にて2009年にデビュー。2013年、『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞受賞。2016年、『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞受賞。
【著書】
『臨床真理』(宝島社文庫)
『最後の証人』(宝島社文庫)
『検事の本懐』(宝島社文庫)
『検事の死命』(宝島社文庫)
『蟻の菜園 ―アントガーデン―』(宝島社文庫)
『パレートの誤算』(祥伝社文庫)
『朽ちないサクラ』(徳間書店)
『ウツボカズラの甘い息』(幻冬舎)
『孤狼の血』(角川文庫)
『あしたの君へ』(文藝春秋)
『慈雨』(集英社)
『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』(講談社)
『盤上の向日葵』(中央公論新社)
【共著】
『「このミステリーがすごい!」大賞10周年記念 10分間ミステリー』(宝島社文庫)
『5分で読める! ひと駅ストーリー 降車編』(宝島社文庫)
『もっとすごい! 10分間ミステリー』(宝島社文庫)
『5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 東口編』(宝島社文庫)
『ほっこりミステリー』(宝島社文庫)
『5分で読める! 怖いはなし』(宝島社文庫)
『5分で読める! ひと駅ストーリー 猫の物語』(宝島社文庫)
『5分で読める! ひと駅ストーリー 旅の話』(宝島社文庫)
『10分間ミステリー THE BEST』(宝島社文庫)
『警察アンソロジー 所轄』(ハルキ文庫)
『猫が見ていた』(文春文庫)