信じられる“嘘”を共有すると、人間は強い!
貨幣、会社、宗教、国家…
人は幸福のために
虚構(フィクション)を創り出した!
人類進化のミステリーを
まんがで読み解く!
対談
堀江貴文×山形浩生
古いフィクションに
すがる生き方を捨てよ!
学歴、仕事、年収……資本主義のなかで「うまく生きる」ことができないニートの主人公・杏果。ふとしたことではじめたボルダリング(フリークライミングの一種)をきっかけにして、この世界に蔓延する価値観が虚構で成り立っていることを実感する。それを疑いながらもバランスを取ることが大切だということに気付き、社会の中で働く意欲が湧き上がっていく――。大人気「まんがでわかる」シリーズ最新作は、人類学史として異例のヒットを遂げた『サピエンス全史』をまんがで解説。同書の解説で『クローズアップ現代』にも登場した山形浩生氏の監修で、本の内容を踏まえた上で、サピエンスの未来をどう暗示しているのか、どう生きるべきかをともに考えていきます。巻末には堀江貴文氏との対談も収録。
※このまんがはフィクションです。登場する人物、団体名、事件などはすべて架空のものです。
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山形 浩生(やまがた ひろお) プロフィール
1964年、東京都生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務、途上国援助業務のかたわら、翻訳および各種の雑文書きに手を染める。著書には『断言 読むべき本・ダメな本 新教養主義書評集成 経済社会編』(Pヴァイン)、『「お金」って、何だろう? 僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?』(共著、光文社新書)、訳書には『21世紀の資本』(トマ・ピケティ著、共訳、みすず書房)、『服従の心理』(スタンレー・ミルグラム著、河出文庫)、『無形資産が経済を支配する 資本のない資本主義の正体』(ジョナサン・ハスケル他著、東洋経済新報社)、『動物農場[新訳版]』(ジョージ・オーウェル著)『ゾンビとの論争 経済学、政治、よりよい未来のための戦い』(ポール・クルーグマン著、ともに早川書房)など多数。監修書には『これからのビジネスマンに絶対必要な教養 テクノロジー見るだけノート』『まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」』『まんがでわかるサピエンス全史の読み方』(いずれも宝島社)など。
葉月 (はづき ) プロフィール
まんが家、イラストレーター。『まんがと図解でわかる7つの習慣』『まんがと図解でわかる天皇のすべて』『まんがでわかる松下幸之助の人生を拓く教え』『まんがでわかる田中角栄の人を動かす力』(いずれも宝島社)などでもまんがを描いている。