決定版　日本の妖怪

妖怪は悪か、それとも神か――日本の妖怪95

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著者：小松和彦、飯倉義之監修
発売日：2015年8月6日
価格：638円(税込)

判型：B5変型
ページ数：127P
ISBN：978-4-8002-4460-4
雑誌：66490-69

零落した元・水の神
河童
国家転覆を図った大妖怪
烏天狗
不気味な歌で人を驚かす
小豆洗い

豪華競演！
河鍋暁斎、鳥山石燕、歌川国芳など
妖怪画満載！

2015年8～9月には妖怪のイベントが目白押しです。8月は世界妖怪会議、妖怪たちの夏祭り、9月はモノノケ夜市と大きなイベントがあるほか、全国20ヵ所の美術館・博物館で妖怪画の展覧会が開催されます。本誌では、鳥山石燕や月岡芳年、歌川広景など江戸期の人気絵師による貴重な妖怪画とともに、それぞれの妖怪に関してご紹介します。ユーモラスな妖怪もいれば、人間の命を奪う恐ろしい妖怪、悲しい過去を持った妖怪など多種多様な妖怪たちを図鑑形式で95体ご紹介。特徴や生息地などのデータもつけて詳しく解説！怖くて楽しい大人の妖怪図鑑です。

小松和彦(こまつかずひこ) プロフィール

1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。埼玉大学教養学部教養学科卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。専門は文化人類学・民俗学。著書に『憑霊信仰論』『日本妖怪異聞録』（ともに講談社学術文庫）、『異人論』『悪霊論』（ともにちくま学芸文庫）、『百鬼夜行絵巻の謎』（集英社新書ヴィジュアル版）、『いざなぎ流の研究』『「伝説」はなぜ生まれたか』（ともに角川学芸出版）など多数。

小松和彦の他の作品

飯倉義之(いいくらよしゆき) プロフィール

1975年、千葉県生まれ。國學院大學大学院修了、博士（文学）。国際日本文化研究センター研究員を経て、現在、國學院大學文学部教授。専攻は民俗学・口承文芸学。世間話・都市伝説研究の一環として、怪異・妖怪文化の研究を手掛ける。著書に『鬼と異形の民俗学ー漂泊する異類異形の正体』（ウェッジ）、編著書に『ニッポンの河童の正体』（新人物往来社）、『日本怪異妖怪大事典』（共著、東京堂出版）など。