「東大国語」入試問題で鍛える!
文章を読むチカラはすべての基本
大嫌いだった受験勉強。
でも東大国語の「過去問」と出会って、
ぼくは国語が好きになった!―齋藤孝
でも東大国語の「過去問」と出会って、
ぼくは国語が好きになった!―齋藤孝
昔は「読み書きそろばん」といったが、結局のところ社会に出て生きてゆくうえで一番大切なのは、他人のセリフや文章を正確に読む力だろう。その力が不足していることでこうむる不利益や失態は数知れない。ではその力をどうやって養成するか?いや、そもそも読むとはどういうことか?東大入試の現代文、これが最良のテキストだ、と齋藤孝は気付いて本書を書き始めた。すべての受験生、社会人に贈る、読むチカラの極意!
この商品は、2004年07月30日に発売された、書籍『齋藤孝の読むチカラ 「東大国語」入試問題で鍛える!』を文庫化したものです。
目次
- まえがき
第一章 実社会で必要なのは「読むチカラ」
「頭の良さ」を決める「現国能力」
「共通理解」を得る力
「優先順位」をつける力 ・・・ほか
第二章 東大の「現代文」は最高の良問
受験勉強での「現国軽視」はおかしい
「品性のある問題」とは何か
入試問題に込められた意味 ・・・ほか
第三章 問題を解くヒント
出題者との対話とは
出題文に秘められたメッセージ
「三者関係」とは現実社会そのもの ・・・ほか
第四章 東京大学の「現代文」を読む
出題者と同じ地平に立つ
島崎藤村『板倉だより』 <樹木のことば> 一九八一年度 文理共通 第二問
山際淳司『いま“前座”がおもしろい』 一九八六年度 文理共通 第二問
金子みすゞ『積もった雪』『大漁』 一九八五年度 文理共通 第二問 ・・・ほか
付録 二〇〇三、二〇〇四年の問題とこれまでの出典一覧