龍馬が秘した、驚愕の新政府体制とは!!
首だけが残されながら、自殺として処理された奇怪な出来事の裏には、恐慌と列強からの圧力に見舞われる昭和初期に「昭和維新」を断行しようとする謎の組織がうごめいていた。その組織が握っている、思いもよらない秘密、そして坂本龍馬が「新政府綱領八策」に残した暗号の意味が奇想天外な渦を巻きながら、明治維新の暗闘をあぶりだしていく……。空前のスケールで、まったく新しい坂本龍馬像に迫るミステリーノベル!
※本書は書き下ろし文庫です。
目次
- 第六章 奇襲
第七章 鉄壁のアリバイ
第八章 カエサルの法則
第九章 死闘
終章 革命前夜
エピローグ 砂鉄の革命
あとがき