ちょいワルの文吾と凄腕の貧乏浪人が、
絡まり合った人間模様をほぐしていく……
江戸の下町に、はぐれて生きる若者を、
手練れ小杉健治がいきいきと描く!
シリーズ第2弾!
真夜中の小塚原。浅草の仕置場と呼ばれる刑場に、文吾は弟分の宗助とともに「あるもの」を運び片づけた、はずだったのだが……。気味が悪いのさえ我慢すれば、一回こっきりで終わるはずの「仕事」が発端となって、江戸の町の人それぞれ、悲喜こもごもの人生が絡まりだす。書き下ろし時代小説の人気作家の手による、「ちょいワル」文吾の下町人情事件帖シリーズ第2弾です!
※この作品は史実を織り込んでいますが、あくまでフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。