宝島社文庫
メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断 後編
病もヒミツもお見通し。
閉ざされた衝撃的な過去が
ついに明らかになる――
脳神経外科医の橘志帆は、認知症と診断されていた老舗料亭の大女将を救うため、強引に再診察しようとする――。連続して脳梗塞を発症する男性やテレビ番組の生放送中に倒れた大御所俳優など、東光大学病院に運び込まれる患者を次々と救っていく解析診断部の面々。一方、次第に明かされていく志帆と娘の秘密。親子を襲った悲劇的な過去と、志帆に迫る選択の時。彼女が下した決断とは――。
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
田中 眞一(たなか しんいち) プロフィール
滋賀県生まれ。脚本家。『チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋』(2010/KTV)でデビュー。主な脚本作品に『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』『GTO』『みんな!エスパーだよ!』(ギャラクシー賞奨励賞)などがある。
長谷川 徹(はせがわ とおる) プロフィール
神奈川県生まれ。バラエティ番組の放送作家を経て、のちに脚本家へ転向。主な脚本作品は『世にも奇妙な物語 25周年記念! 秋の2週連続SP 〜映画監督編〜「×(バツ)」』(2015/CX)、『ひぐらしのなく頃に』(2016/BSスカパー!)など。
佐野 晶(さの あきら) プロフィール
東京都生まれ。会社勤務を経て映画ライター。『そして父になる』『怪物』(ともに宝島社文庫)などのノベライズ作品を手がける。2019年『ゴースト アンド ポリス GAP』で警察小説大賞を受賞し、小説家デビュー。近著に『毒警官』(以上、小学館)。