本格ミステリーの名手、激賞!
注目の新鋭、最新作!
逆ロジックで謎をリフォーム。
現代本格のフロンティアは江戸にあり。
――法月綸太郎(作家)
時代小説と現代ミステリの完全融合――
これは私も目指している新しい沃野(ジャンル)である。
――山口雅也(作家)
(五十音順)
新規オープンする美術館の目玉の一つ、葛飾北斎の肉筆画に贋作疑惑が浮上した。江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳=おゆうは、真贋をはっきりさせるため、江戸で直接北斎に尋ねてみることに。しかし、調査を始めた途端、絵の売買にかかわった仲買人が死体で発見された。同心の伝三郎たちから疑惑を持たれながらも、おゆうは現代科学と北斎の娘・阿栄の助けを借り、事件を追いかける。
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物・団体等とは一切関係ありません。