大切な人を看取るためのヒント
死は
人生最大の
大仕事。
死にゆく人に寄り添い、
満足な看取りを行うにはどうすべきか。
現役看護師の女性僧侶が語る、
これからの看取りの在り方
死を隠さず、
遠ざけず、
向き合う
第1章 死にゆく人に起こること
第2章「死の質」を考える時代
第3章 看取りの時間の過ごし方
第4章 往生問答――人の死に良し悪しはあるか?
2040年、年間160万人以上もの人が亡くなる「多死社会」到来が懸念される日本。病院で看取られる時代は終わり、いずれはほとんどの人が自宅で看取られる世の中がやってくる――。「看護師」であると同時に「僧侶」として、死にゆく人、そして大切な人を看取った家族の心のケアに努めてきた著者が語る、これからの看取りと死との向き合い方。死にゆく人の身体と心に起こることを知る。