代替薬も手に入らない日が来る!
いつまで続くのか治療薬の逼迫!
大手ジェネリックメーカーも経営行き詰まり
急ぎすぎた政府の医療費削減が、日本の製薬メーカーを潰す!
聖域化する診療報酬で、しわ寄せは薬価に!
コンビニ以上に増えた薬局、薬剤師の淘汰も始まった!
薬後進国に成り下がるのか!
はじめに 本当に日本の医療は「世界最高レベル」なのか
第1章 製薬業界でいま何が起きているのか
第2章 薬不足を招いた重大事件
第3章 ジェネリックの普及は進むか
第4章 薬価を狙い撃ちにして起きたこと
第5章 日本でドラッグラグが再燃している
第6章 薬局、薬剤師は生き残れるか
2021年に始まったジェネリック薬の逼迫。小林化工の不祥事が発端だ。しかしそれは、いちメーカーの問題にとどまるものではない。日本の医療全体のゆがみが生み出した事故だ。増大する医療費のしわ寄せが製薬メーカーに押し寄せた。コンビニ以上に増えた薬局、そして薬剤師に淘汰の日が迫る。日本の治療薬が危ない! その現実をレポートする。
現在、治療薬の欠品が続いています。ジェネリック医薬品のメーカー不祥事で100品目以上の医薬品が供給不足に陥っています。この傾向は、今後さらに1000品目まで広がり、2年は続くといわれています。これは政府にも問題があります。薬価をおさえすぎたため、ジェネリック医薬品メーカーの品質管理がおざなりになったのです。さらに、医療費削減が進まない現状に、政府は薬局を1万店まで減らすことを考えています。これによって地方の病院近くにある薬局はなくなり、薬が手に入らなくなる人たちが増えます。まさに日本では、「治療薬が買えなくなる日」が目の前に迫っているのです。
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