入り組んだラブホテル街
東京に漂う昭和の残り香
文豪、落語家の愛した街はいまデリヘルの聖地に
東京浄化作戦から取り残された街と女たち
東京で最もカオスな街・鶯谷。駅のホームからはラブホテルがひしめいているのが見え、デリヘル事務所には10代から80代まで、約2000名の「姫」たちがひしめいています。この特異な街はいかにして生まれたのか。大都会のあらゆる矛盾をのみ込むこの街に、人はなぜ引き寄せられるのか。長年、鶯谷の取材を続ける本橋氏が、東京最後の異界・鶯谷に生きる男と女に迫ります。
- 大幅に加筆・改訂して文庫化して、2015年02月05日に宝島SUGOI文庫『東京最後の異界 鶯谷』を発売しました。