「私が伝えたいのは、旬をいただくこと」
上手に使いまわし使いきることこそ
日本人の知恵
「家庭の味が
いちばん大切なのよ」
93歳の料理研究家が伝える
健やかに生きること。
野菜は3%の塩水につけると
シャキシャキの歯ごたえに
これを、「立て塩」といいます
肉じゃがのいもは男爵を
ほくほくの仕上がりになりますよ
牛肉は、脂の多い肉を使いましょう
「和食は、和を保つ食よ」
40年以上にわたってNHK「きょうの料理」に出演し続け、ばぁばの愛称で親しまれている料理研究家・鈴木登紀子さん。今年93歳のばぁばが大切にし、これからも伝えていきたい日本の家庭料理のレシピを84品集めました。ばぁばの料理哲学から愛用の道具まで掲載。料理だけでなく、失われつつある四季の行事食や献立の考え方など学びの多い一冊です。