問題の手記ついに文庫化!
誤解を恐れずに言えば、
精神病棟とは
「人間の捨て場所」なのだ。――本文より
痙攣して全身が一気に硬直する「電気ショック」の懲罰
牢名主の患者と女性看護師との院内SEX現場
無縁社会で生きた40年超――私が見て、
体験したすべてを語ろう。
精神病棟に暮らす時東一郎さん、60歳。16歳のときに統合失調症を発症して以来、入退院を繰り返しながら実に40年以上もの歳月を、病院の厳重な管理のもとで暮らすことになりました。「電気ショック」の懲罰、一瞬にして患者を無気力にさせる劇薬投与、牢名主の患者と女性看護師との院内SEX……本書は、時東さん自身が見て体験した無縁社会の「現実」を、赤裸々に綴った衝撃の手記です。
この商品は、2012年02月10日に発売された、書籍『精神病棟40年』を加筆・修正して文庫化したものです。