「己を裏切らず、
正しいと思ったことをやれ。
それが『かぶき者』」
戦国一のかぶき者前田慶次の晩年を描いた
NHK放送の痛快時代劇!
待望の小説化!!
意表を突く振る舞いで名を轟かせた戦国一のかぶき者の前田慶次。関ヶ原での徳川家康の勝利により、会津百二十万石から、出羽米沢三十万石に減封された上杉家を見捨てず晩年を米沢で暮らす。慶次の願いは、恩人の石田三成の子の新九郎を無事育て上げること。しかし、上杉潰しを狙う徳川方の思惑に上杉家はふたつに割れてしまう。その渦中で、慶次は国と子の命を守るため立ち上がる。話題の時代劇を完全ノベライズ。連続刊行前編!
※この作品は史実を織り込んでいますが、あくまでフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
※本書は2015年4月9日~6月18日にNHK総合テレビで放送されたドラマ『かぶき者 慶次』の脚本をもとに小説化したものです。小説化にあたり、変更がありますことをご了承ください。