第7回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作
失踪した友人を追うヒロイン。
未来を見通す”第三の眼”が彼女を導く、衝撃ホラーサスペンス!
「冒頭のシーンからして強烈なインパクト。候補作中随一のツカミと、抜群のリーダビリティ」
(香山二三郎 コラムニスト)
第7回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作は、強烈なインパクトを持ったホラーサスペンス。主人公・享子は、大学時代の友人・真弓が失踪したことを知る。ライターの真弓は、山梨で起きた死体損壊遺棄事件に関心を示し、取材に出かけたまま行方がわからなくなったという。真弓の行方を探そうとする享子は、次々と不審な現象に遭遇する。やがて幽霊や前世の因縁が渦巻く世界に足を踏み入れることに。そして、霊的な知覚を可能にする「第三の眼」をめぐる企みに巻き込まれていく……。皮膚感覚のリアリティで読者を圧倒する作品です。
- 改題し文庫化して、2010年05月11日に宝島社文庫『樹海に消えたルポライター ~霊眼~(上)』を発売しました。
- 改題し文庫化して、2010年05月11日に宝島社文庫『樹海に消えたルポライター ~霊眼~(下)』を発売しました。