事件解明の糸口は、“清掃係”の
天才的な名推理から!?
上半身だけ焼けたオカルト研究者の焼死体や
資産家老人の失踪、忽然と消えたホームレス…。
神出鬼没な清掃係・トーマスとともに強行犯係・榎木が事件を追う!
『このミステリーがすごい!』大賞作家の作品!今回は、警察署で働く清掃係が活躍する刑事ものです!凶悪な事件とは無縁の町・飯所で、オカルト研究の権威・武長吉男が自宅で焼死体となって発見された。武長は自室のイスに座った状態で、上半身だけ焼失していた。飯所署の刑事課強行犯係巡査・榎木は先輩の土井から、火種もないことから、オカルト現象である人体自然発火現象ではないかといわれ……。時を同じくして、公園のホームレスが忽然と姿を消したり、氷フェスティバルの作品が何者かに奪われたり、資産家老人が行方不明になるなど、事件が多発する。飯所署の清掃員で自称「宇宙人」のトーマスはなぜか、榎木にそれぞれの事件に注目するよう諭し……。
※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
- 改題・加筆修正して、2013年10月04日に宝島社文庫『飯所署清掃係 宇宙人探偵トーマス』を発売しました。