カラスの胃から発見された人骨の謎
破砕機に投げ込まれた赤子の遺体。
50体以上を切り刻み、鳥葬にした惨劇は
ある実験の正体を隠す手段だった……
冒頭からの衝撃的な展開に選考委員が度肝を抜かれた、第7回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作が文庫化!夫を動機不明の自殺で失い、未亡人となった柳川享子。だが不幸は終わらない。母親が奇病にかかり、妹は交通事故に遭遇し妊娠中の子どもを流産。さらに友人でライターの女性が取材に出かけたまま行方不明に。なぜ、悲劇の連鎖は止まらないのか!鍵を握っていたのは、人間が進化とともに失った謎の器官、“第三の眼”だった……。
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
この商品は、2009年03月06日に発売された、書籍『霊眼』を改題し文庫化したものです。