「その後」の日本史

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著者：八幡和郎監修
発売日：2015年7月18日
価格：605円(税込)

判型：B6判
ページ数：223P
ISBN：978-4-8002-4330-0

徳川慶喜は将軍職を辞した後……
狩猟など趣味で余生を謳歌した！

［真田幸村］
大坂夏の陣から落ち延び秋田県で晩年を過ごした説

［坂上田村麻呂］
蝦夷討伐後に自宅を寄進。のちに清水寺となる

［高山右近］
国外追放となるもマニラで熱烈な歓迎を受けた

学校教育などで習ってきた日本史は、起こった出来事をただ淡々と紹介していることが大半で、「その後」どうなったかに関しては文献などで調べない限り、知る機会はめったにありません。ですが、「奈良・平安時代に活躍した征夷大将軍・坂上田村麻呂は、有名な蝦夷討伐後、自分の家を寄進することを決意。それが清水寺となった」など、日本史の表舞台に出てくるような話でなくとも、歴史好きにとっては心躍るエピソードが多くあります。本書ではあの偉人や名家の気になる「その後」の物語を解説します。

八幡和郎(やわたかずお) プロフィール

1951年、滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部卒業後、通商産業省（現・経済産業省）入省。フランスの国立行政学院（ENA）留学。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官（地方振興局担当）、通商産業省大臣官房情報管理課長などを歴任。現在、国士舘大学大学院客員教授を務めるほか、作家、評論家としてテレビなどでも活躍中。おもな著書・監修書に『系図でたどる日本の皇族』（宝島社）、『民族と国家の5000年史文明の盛衰と戦略的思考がわかる』（扶桑社）、『地名と地形から謎解き紫式部と武将たちの「京都」』（光文社）、『日本の総理大臣大全伊藤博文から岸田文雄まで101代で学ぶ近現代史』（プレジデント社）、『日本の政治「解体新書」世襲・反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱』（小学館）などがある。