読み終えたとき
ぐっと涙を堪(こら)えてほしい
読書メーター「読みたい本」ランキング
第1位(上巻/単行本・週間 2016年8/27-9/2)
別れのときが迫るなか、
言えないままでいる“秘密”……
『あいいろの夏、うそつきの秋』に
続く、切なさが胸を締めつける完結編。
自分が女の子だということを言えないまま、近所の大学生・行成との友情を育むマサキ。その小さな胸の中で生まれた恋心は、どうしようもないほどに膨らんでいた。そんなマサキに中学受験と、行成との別離の日が近づいてくる。友人関係や母親との軋轢に悩みながらも、彼女は自分の進むべき道を探していく。そしてずっと隠していた秘密と、本当の想いを行成に告げようと決めるのだが……。
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
※本書は「小説家になろう」(http://syosetu.com/)に掲載されていたものを、改稿のうえ書籍化したものです。