お釈迦様は「真理」、つまり「普遍的で客観的な事実」を発見しました。
そこで釈尊は真理に基づき、「このようにすれば幸せになります。どうぞ自分で確かめてください」と語るのです。
「私を信じなさい」とは言わないのです。
その意味で、仏教は宗教ではありません。
どんな人間にも当てはまり、それを自分で確かめられる、証拠に基づいた科学的な教えなのです―。
そこで釈尊は真理に基づき、「このようにすれば幸せになります。どうぞ自分で確かめてください」と語るのです。
「私を信じなさい」とは言わないのです。
その意味で、仏教は宗教ではありません。
どんな人間にも当てはまり、それを自分で確かめられる、証拠に基づいた科学的な教えなのです―。
ブッダの智慧で、人生は一変する!
「生きる」とはどういうことか?どのように生きれば幸せになれるのか?死んだらどうなるのか?お釈迦さまは何を語られたのか?「因縁」とは?「無常」とは?「無我」とは?「生きることは苦」とは?「悟り」とは?「涅槃」とは?「解脱」とは?
―きわめて根源的な問いに、初期仏教の長老が明快に答える。一読、あなたの仏教観、性格、そして人生までが変わる衝撃の法話集、待望の文庫化。
―きわめて根源的な問いに、初期仏教の長老が明快に答える。一読、あなたの仏教観、性格、そして人生までが変わる衝撃の法話集、待望の文庫化。
目次
- はじめに 人が手本とすべき人
第一章 人はなぜ祈るのか
仏教では何に祈るのか?
宗教は恐怖心から生まれた
「森は神」から「森の神」へ ・・・ほか
第二章 生きるということ
ブッダは「心の高め方」を教える
ブッダは智慧の完成者
科学は全体を見失う ・・・ほか
第三章 死んだらどうなるか
死んだらどうなるかは、わからない
日本人は地獄行き?
唯物論者の実験結果 ・・・ほか
第四章 幸せになる心の法則
仏教は退化してきた
人間の勝負は心の勝負
仏教はそもそも合理的 ・・・ほか
第五章 不善の感情と向き合う
ヴィパッサナー冥想で自分を厳密に観察する
無意識の側面をコントロールするのはむずかしい
自分の意識をコントロールすれば幸せになる ・・・ほか
第六章 心の大人に至る道
生きる目的を自分に問わない人
生きる目的を自分に問う人
「楽しみ」は六つしかない ・・・ほか
第七章 一切は瞬時に変化する
科学は心を扱えない
心が身体を支配する
仏教は自分の心で実験する科学 ・・・ほか
第八章 すべては因縁で語られる
因縁は悟りの智慧
因縁は仏教の中心的な教え
「苦」も「集」も因果説で語られる ・・・ほか
第九章 生きることが苦ならば
仏教を理解する人は生き方上手
お釈迦さまの苦行
「苦行すれば偉い」は間違い ・・・ほか
著者紹介