仏 教 と 科 学 。
賢者は「真理」で一致する!
ブッダの真意が、最良の理解者を得て、
いま我々に伝えられる!
どういうわけで自分の考えがお経なのか、よくわかりました。
(養老孟司)
養老先生は、純粋に現代科学的なアプローチで、
ブッダが語り続けていた真理のいくつかに達しておられた。
(アルボムッレ・スマナサーラ)
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* * * 紹介文* * * 初期仏教僧侶A・スマナサーラ氏と解剖学者・養老孟司氏の対談集です。人生、幸せ、仕事、身体、瞑想、悟り、一神教、仏教、イチロー、デカルト、無常、真理まで、テーマは広範に及びます。仏教の智慧と、近代科学の方法で示される見解は、見事に重なります。「真理はこんなにシンプルなのか」「これほどシンプルなことが、人間にはわからないのか……」。読者はこの短い本を読みながら、幾度となく衝撃を受けることでしょう。「お釈迦さんは心を科学した人。ヒトの心が変わらない以上、その方法は、ずっと使えるんですね」。養老氏の序文の結びです。
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目次
- 第1章 お釈迦さまが教えたこと
第2章 日本人と普遍性
第3章 正しい生き方
第4章 知恵のない世界
第5章 「生きている」とは
第6章 希望のしくみ
第7章 共同体として生きる
第8章 知恵と方法
第9章 変われる人、変われない人
第10章 「逆さメガネ」と「あべこべ思考」
第11章 「やりたいこと」より「できること」
第12章 仏教のこれから
アルボムッレ・スマナサーラ プロフィール
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家となる。スリランカの国立大学で教鞭をとったのち、1980年に来日。現在は宗教法人日本テーラワーダ仏教協会などでテーラワーダ仏教の伝道に従事。NHK Eテレ『こころの時代』出演のほか、朝日カルチャーセンター講師としても活躍中。著書に『怒らないこと』(サンガ新書)、『ブッダが教えた本当のやさしさ』(宝島SUGOI文庫)などがある。
養老 孟司(ようろう たけし) プロフィール
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。共・著書に、毎日出版文化賞特別賞を受賞し、450万部超のベストセラーとなった『バカの壁』(新潮新書)のほか、『唯脳論』(青土社・ちくま学芸文庫)、『超バカの壁』『「自分」の壁』『遺言。』『ヒトの壁』(以上、新潮新書)、『まる ありがとう』(西日本出版社)、『養老先生、病院へ行く』(エクスナレッジ)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など多数。