初期仏教長老と解剖学者が語り合った
◎幸せ
◎人生
◎生きがい
◎仕事
◎道徳
◎子育て etc.
2500年前のブッダの教えを伝える僧侶と、近代科学を学んできた解剖学者。2人の賢者が2004年1月8日の東京で、「人生で一番大切なこと」をめぐって語り合った。仏教、宗教、生きがい、幸せ、瞑想、日本、子育て、道徳、教育、仕事、デカルト、からだ、意識、イチローにまで触れながら明らかになるのは、「人としてあるべき生き方」。本物の幸せと希望に向けて人生が一変する必読の書。文庫版解説・名越康文。
アルボムッレ・スマナサーラ プロフィール
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家となる。スリランカの国立大学で教鞭をとったのち、1980年に来日。現在は宗教法人日本テーラワーダ仏教協会などでテーラワーダ仏教の伝道に従事。NHK Eテレ『こころの時代』出演のほか、朝日カルチャーセンター講師としても活躍中。著書に『怒らないこと』(サンガ新書)、『ブッダが教えた本当のやさしさ』(宝島SUGOI文庫)などがある。
養老 孟司(ようろう たけし) プロフィール
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。共・著書に、毎日出版文化賞特別賞を受賞し、450万部超のベストセラーとなった『バカの壁』(新潮新書)のほか、『唯脳論』(青土社・ちくま学芸文庫)、『超バカの壁』『「自分」の壁』『遺言。』『ヒトの壁』(以上、新潮新書)、『まる ありがとう』(西日本出版社)、『養老先生、病院へ行く』(エクスナレッジ)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など多数。