「そんなモンスター患者(ペイシェント)、
追い出しちまえよ」
執拗にクレームを繰り返す患者たち。
エスカレートする行動に、
血液内科医がした反撃方法とは…
医療現場の闇をリアルに描く!
現役医師が描く
戦慄の医療ミステリー
『このミステリーがすごい!』大賞シリーズの本書は、現役医師が医療現場の問題を暴く、医療サスペンスです!血液内科の医師・波木は、日々の業務に忙殺されながらも患者ひとりひとりと向き合い、仕事に取り組んでいた。ある日、上司が懇意にしている市議会議員の堂本が入院し、波木が主治医になることに。だが、堂本は波木や看護師に執拗に絡み、波木らは疲弊していく。堂本の度重なる攻撃に耐え切れなくなった波木の心には、黒いものが棲みついた…。
※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。