読みたい本ランキング(日間&週間&月間)
読書メーター第1位
最後の嘘に
気づいたとき、
そのせつなさに涙する――
「紫音、お前の心残りは――何なんだ?」
幽霊になった少女と霊感を持つ少年の想いが
交錯する、胸が締めつけられるような青春ラブストーリー。
結城クロは、ある日の放課後の教室で、同級生だった長谷川紫音の幽霊と出会う。紫音を成仏させるため、彼女の心残りを聞き出そうとするクロ。しかし紫音はまるで取り合わず、生きていたころと同じようにクロを振り回していくが、やがて紫音の記憶と存在が薄れ始めて……。霊感体質の少年と、幽霊少女が繰り広げるせつない青春ラブストーリー。物語の最後に明かされる、相手を想うあまりについてきた「嘘」とは――。
※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。