カラー版 『日本書紀』に描かれた国譲りの真実

宝島社新書

カラー版 『日本書紀』に描かれた国譲りの真実

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著者:武光 誠
発売日:2019年12月9日
価格:1,375円(税込)

判型:B6判
ページ数:224P
ISBN:978-4-8002-9931-4

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いかに日本は成立したのか!

出雲から大和への国譲り

その謎に迫る!

 

日本書紀成立1300年!

「幽(神)」と「顕(現実)」が一体となった古代日本

精霊崇拝から首長霊信仰へ

 

 

 

日本書紀で豪族は王家とつながった!

 

序 章 「大和と出雲」「幽と顕」の二つの柱を中心に構成された『日本書紀』の神話

第一章 なぜ国史に神代を記したのか

第二章 天の下の主者、伊奘諾尊が誕生させた三貴子

第三章 「天の下」は「出雲」でかつて大和朝廷は出雲文化圏の一部だった

第四章 素戔嗚尊は出雲の治世者でなく治世者の父となる

第五章 出雲の大己貴神の国譲り

第六章 『日本書紀』における「大和」とは何か

第七章 交わり混ざる出雲と大和

 

 

 

六世紀はじめに王家(天皇)が最高神としての天照大神の祭祀を始めたが、その時代の国内の多くの豪族は国魂の流れをくむ神を自家の首長霊として祭っていた。だからこのような国魂信仰と一体のものであった、素戔嗚尊と大国主命を主人公とする出雲神話の流れをくむ神話も全国的に広がりをみせていた。王家は、こういったなかで新たな神である天照大神を権威づける魅力ある神話を作らねばならなかった。しかし大王自身が、物語を創作したわけではない。王家は、王家の祭祀を担当していた中臣氏に新たな神話の作成を委ねたのである。

本文より

武光 誠(たけみつ まこと) プロフィール

1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学大学院博士課程修了。文学博士。2019年3月に明治学院大学教授を定年で退職。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している。著書に『律令太政官制の研究』『日本古代国家と律令制』(ともに吉川弘文館)など専門書のほか、『歴史書「古事記」全訳』『古事記・日本書紀を知る事典』(ともに東京堂出版)、『古事記と日本書紀 どうして違うのか』(河出書房新社)など多数。近著に『図説 ここが知りたかった! 神道』(青春出版社)、『一冊でわかる神道と日本神話 「わが国の起こり」「日本人の心の原点」を読み解く』(河出書房新社)などがある。

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