書店員さんも絶賛!
「誇りを持って仕事に臨む蘭の
成長をずっと読み続けたい」
――有隣堂 加藤 泉さん
相次ぐ原因不明の火災、警察との対立、同僚の殉職、
横浜駅地下街の大火災…。消防士が数々の困難と
事件に立ち向かう、痛快ミステリー&アクション小説!
『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作家が描く、消防ミステリー&アクション小説です!横浜市消防局湊消防署に勤める任官二年目の女性消防士、高柳蘭。湊区内では、二ヶ月間で四十二件もの火災が発生していた。そのうちの十六件は半径一・五キロ圏内に集中し、火災原因も明らかになっていないことから、警察は事件性を疑う。火災原因調査員の木場は、根拠の薄いことから「事件」との見方に慎重になるが、ある人物の存在に気づき……。一方、民家の消火に当たった浜方隊は、殉職者を出してしまう。それを機に蘭に異変が起こって……。
※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
- 文庫化し、改題・ 加筆修正して、2014年09月04日に宝島社文庫『ファイア・サイン 女性消防士・高柳蘭の奮闘』を発売しました。