書籍
『このミステリーがすごい!』大賞作家書き下ろしBOOK vol.7
天才ピアニスト・岬洋介が挑む、初めての事件!
中山七里
どこかでベートーヴェン 第二話
自供率100%を誇るエンマ様が取調べを辞退!?
佐藤青南
狂おしいほどEYEしてる
死んだ恋人が残した言葉の意味と謎――
七尾与史
僕はもう憑かれたよ 第四話
etc.
『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家たちの書き下ろしミステリー・ブックです。千里眼をそなえた金平糖屋のひとり娘が事件解決に挑む!伽古屋圭市「なないろ金平糖」連載スタート!『さよならドビュッシー』の中山七里が描く、大人気・音楽シリーズ「どこかでベートーヴェン 第二話」、絶好調「死亡フラグ」シリーズの七尾与史によるジェットコースター・ミステリー「僕はもう憑かれたよ 第四話」、上甲宣之「JC科学捜査官」シリーズの最新短編「雛菊こまりと“赤いはんてん着せましょかぁ”殺人事件」、スマッシュヒットの人気シリーズ・佐藤青南「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ最新作、「狂おしいほどEYEしてる」など、話題作家競演の一冊。
※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
中山 七里(なかやま しちり) プロフィール
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第8回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し2010年デビュー。他の著書に『おやすみラフマニノフ』『さよならドビュッシー前奏曲 要介護探偵の事件簿』『いつまでもショパン』『どこかでベートーヴェン』『もういちどベートーヴェン』『合唱 岬洋介の帰還』『おわかれはモーツァルト』『いまこそガーシュウィン』『連続殺人鬼カエル男』『連続殺人鬼カエル男 ふたたび』『総理にされた男』『護られなかった者たちへ』(以上、宝島社)、『彷徨う者たち』(NHK出版)など多数。
佐藤 青南(さとう せいなん) プロフィール
1975年、長崎県生まれ。第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『ある少女にまつわる殺人の告白』にて2011年デビュー。他の著書に「消防女子!!」シリーズ、「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ、『嘘つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の 事件ファイル』(以上、宝島社)、「白バイガール」シリーズ、『犬を盗む』『一億円の犬』(以上、実業之日本社)、『君を一人にしないための歌』(大和書房)、『鉄道リドル いすみ鉄道で妖精の森に迷いこむ』(小学館)、『たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に』(祥伝社)、「連弾」シリーズ(中央公論新社)、「お電話かわりました名探偵です」シリーズ(KADOKAWA)、「ストラングラー」シリーズ(角川春樹事務所)などがある。
七尾 与史(ななお よし) プロフィール
1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました!』(宝島社)で2010年にデビュー。他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。
伽古屋 圭市(かこや けいいち) プロフィール
1972年、大阪府生まれ。公務員退職後、全国を放浪。第8回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、2010年に『パチプロ・コード』でデビュー(文庫化にあたり『パチンコと暗号の追跡ゲーム』に改題)。他の著書に『21面相の暗号』『幻影館へようこそ 推理バトル・ロワイアル』『帝都探偵 謎解け乙女』(すべて宝島社文庫)、『からくり探偵・百栗柿三郎』(実業之日本社文庫)など。
上甲 宣之(じょうこう のぶゆき) プロフィール
1974年生まれ。大阪府出身。立命館大学文学部卒業。元ホテルマン。第1回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉として、『そのケータイはXX(エクスクロス)で』(宝島社)にて、2003年にデビュー。同作は2007年に劇場映画化され、人気を博す。他の著書に『地獄のババぬき』『JC科学捜査官 雛菊こまりと“ひとりかくれんぼ”殺人事件』(ともに宝島社)、『Xサバイヴ 都市伝説ゲーム』(角川書店)、『脱出迷路』(幻冬舎)などがある。