34人の「プロレス者」が語る
魂を揺さぶられた、あのシーン
アントニオ猪木
天龍源一郎
鈴木みのる
葛西純
豊田真奈美
関根勤
ビビる大木
RG・HG[レイザーラモン]
豊本明長[東京03]
神田伯山
ファンキー加藤
木内泰史[サンボマスター]
サイプレス上野
内館牧子
夢枕獏
玉袋筋太郎
金沢克彦
テリー伊藤 ほか
●力道山VS木村政彦(1954年12月22日/蔵前国技館)
●ジャイアント馬場VSフリッツ・フォン・エリック(1966年12月3日/日本武道館)
●カール・ゴッチVSアントニオ猪木(1972年10月4日/蔵前国技館)
●アントニオ猪木VSローラン・ボック(1978年11月25日/西ドイツ・シュトゥットガルト・ギルスベルクホール)
●アントニオ猪木VSラッシャー木村&アニマル浜口&寺西勇(1983年2月7日/蔵前国技館)
●フライング・フジ・ヤマダ(山田恵一)VSマーク・ロコ(1987年4月28日〈現地時間〉/キャットフォード・レイシャムシアター)
●天龍源一郎VSジャンボ鶴田(1989年6月5日/日本武道館)
●橋本真也VS栗栖正伸(1990年8月3日/後楽園ホール)
●長州力VS橋本真也(1991年8月10日/両国国技館)
●橋本真也VS馳浩(1994年12月13日/大阪府立体育会館)
●髙田延彦VS武藤敬司(1995年10月9日/東京ドーム)
●三沢光晴VS秋山準(2000年2月27日/日本武道館)
●小橋建太VS佐々木健介(2005年7月18日/東京ドーム)
●葛西純VS伊東竜二(2009年11月20日/後楽園ホール)
●船木誠勝VS鈴木みのる(2010年3月21日/両国国技館)
●棚橋弘至VS飯伏幸太(2018年8月12日/日本武道館) ほか
「プロレスは、ある意味、劣等意識がある。新聞も扱わない。
じゃあ、どうやったら扱うんだ、書くんだ。
そういう戦いがいろんな場面である」
アントニオ猪木
アントニオ 猪木(あんとにお いのき) プロフィール
1943年、神奈川県生まれ。13歳からブラジルに渡り、コーヒー農園で過酷な労働に従事していたが、60年に力道山にスカウトされ日本プロレスに入門。同年9月の大木金太郎戦でデビュー。66年、東京プロレスを設立するも3カ月で破産し日プロに復帰。ジャイアント馬場とのタッグチーム「BI砲」で活躍したが、71年にクーデター事件を起こし日プロ追放。翌72年に新日本プロレス旗揚げ。「燃える闘魂」と称され、異種格闘技戦、IWGP戦などでプロレス黄金時代を築く。98年、引退。2013年から参議院議員(2期目)を務めたが、19年6月26日に政界引退。22年10月、死去。
天龍 源一郎(てんりゅう げんいちろう) プロフィール
1950年、福井県生まれ。大相撲を経て、76年に全日本プロレスに入団。87年「龍原砲」結成。その後「天龍同盟」を結成し一大ブームを起こすも、90年にSWSへ移籍。92年、WARを設立後は新日本プロレスに参戦。98年にフリー。2010年から天龍プロジェクトで活動。三冠ヘビー級王座、IWGPヘビー級王座に輝き、日本人で唯一BI砲からピンフォール勝ちを収めたレスラー。15年11月15日、両国国技館で引退。
ビビる大木 (びびるおおき ) プロフィール
1974年、埼玉県生まれ。本名、大木淳。ワタナベエンターテインメント所属。95年、お笑いコンビ「ビビる」を結成し、「こんばんみ!!」などのギャグで人気に。2002年にコンビ解散後は「ビビる大木」として活動。お笑いタレントのほかにMC業も務め、テレビ・ラジオのレギュラー出演多数。ジョン万次郎資料館名誉館長も務めている。20年で芸能生活25年を迎えた。
神田 伯山(かんだ はくざん) プロフィール
1983年、東京都生まれ。講談師。2007年、三代目神田松鯉に入門。12年、二ツ目昇進。二ツ目時代から熱気あふれる語り口やまくらの面白さで高い人気を得る。20年2月11日、真打昇進と同時に六代目神田伯山を襲名。「いまもっともチケットの取れない講談師」と称され、著名人のファンも多い。前名、神田松之丞。
テリー伊藤 ( てりーいとう ) プロフィール
1949年、東京都生まれ。テレビ番組制作会社「ロコモーション」社長。73年からテレビ業界に入り、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』『ねるとん紅鯨団』『浅草橋ヤング洋品店』など人気番組の演出を手掛ける。情報番組のコメンテーターとしても活躍。近著に『老後論 この期に及んでまだ幸せになりたいか?』(竹書房)。