大人気! 科学捜査ミステリー最新作
警察庁・科学警察研究所の土屋、不可能犯罪に挑む!
『このミス』大賞シリーズ累計3100万部突破!(2019年10月現在)
「事件が行き詰まった時、『彼』の登場を待ちわびずにはいられませんでした。鮮やかな推理、科警研のホームズの名に偽り無しです!」
(声優)秦佐和子[はた さわこ]さん
科警研・分室が挑む四つの難事件!
毒殺のシンフォニア
パーティー会場で毒殺された研究者。犯人は被害者に一歩も近づかず、どうやって毒を飲ませたのか。
溶解したエビデンス
山中で発見された白骨死体。近くではレンタカーと衝突して男が死亡する自動車事故も起きており……。
致死のマテリアル
一酸化炭素中毒事故に思われた事件。だが被害者の死因は呼吸不全だった。いったい現場で何があったのか。
輪廻のストラテジー
新興宗教の教祖が衆人環視下で不審死を遂げた。教団は、輪廻のために教祖自ら心臓を止めたと主張し……。
科学警察研究所――通称「科警研」の本郷分室の三人の研修生たちは、研修期間が延びたことで、「解決が困難な、不可解で難解な案件」すなわち「面白そうな事件」を選定し、調査に取り組んでいた。鋭い洞察力と推理の切れ味で、かつて警察関係者から「科警研のホームズ」とまで称されていた室長の土屋は、相変わらず事件より大学の研究に夢中な様子であったが、あるときそんな彼に異変が……。