書籍
『このミステリーがすごい!』大賞作家書き下ろしBOOK vol.23
『このミステリーがすごい!』
大賞作家書き下ろし
BOOK vol.23
天才ピアニストにして名探偵、若き日の事件
中山七里 もういちどベートヴェン[第四話]
失踪宣言が出された夫の生命保険の行方は?
喜多喜久 リケジョ探偵の謎解きラボ2
Research 03 失踪の果つる地
引きこもり大国の悲劇は。まさかの結末へ
ハセベバクシンオー 絶望の果て
「警視庁捜査二課・郷間彩香」シリーズ
黒い噂のあるマル暴刑事が、詐欺事件を追う
梶永正史 郷間彩香には関わるな 第二話 秋山の場合
物語が大きく動きだす――
歴史の謎に光を当てる連載第四話
乾緑郎 ねなしぐさ 平賀源内の殺人(3)
美人薬剤師が活躍する、お薬ミステリー!
塔山郁 消えたステロイドと異物混入未遂事件
『このミステリーがすごい!』大賞
受賞作家による全書き下ろしミステリー!
中山七里の音楽ミステリー「もういちどベートーヴェン」、乾緑郎「ねなしぐさ 平賀源内の殺人」、ドラマ化もされた梶永正史〈警視庁捜査二課・郷間彩香〉シリーズ最新作「郷間彩香には関わるな 秋山の場合」、喜多喜久「リケジョ探偵の謎解きラボ2 失踪の果つる地」、ハセベバクシンオー「絶望の果て」、塔山郁「消えたステロイドとお節介な薬剤師」の六作を収録した、話題作家が競演する一冊。
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
目次
- 喜多喜久
リケジョ探偵の謎解きラボ2
Research 03 失踪の果つる地
中山七里
もういちどベートーヴェン
第四話
梶永正史
郷間彩香には関わるな
第二話 秋山の場合
塔山 郁
消えたステロイドと
おせっかいな薬剤師
ハセベバクシンオー
絶望の果て
乾 緑郎
ねなしぐさ 平賀源内の殺人(4)
中山 七里(なかやま しちり) プロフィール
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第8回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し2010年デビュー。他の著書に『おやすみラフマニノフ』『さよならドビュッシー前奏曲 要介護探偵の事件簿』『いつまでもショパン』『どこかでベートーヴェン』『もういちどベートーヴェン』『合唱 岬洋介の帰還』『おわかれはモーツァルト』『いまこそガーシュウィン』『連続殺人鬼カエル男』『連続殺人鬼カエル男 ふたたび』『総理にされた男』『護られなかった者たちへ』(以上、宝島社)、『彷徨う者たち』(NHK出版)など多数。
喜多 喜久(きた よしひさ) プロフィール
1979年、徳島県生まれ。第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『ラブ・ケミストリー』にて2011年にデビュー。その他の著書に『猫色ケミストリー』『リプレイ2.14』『二重螺旋の誘拐』『研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者』『リケジョ探偵の謎解きラボ』『リケジョ探偵の謎解きラボ 彼女の推理と決断』『推理は空から舞い降りる 浪速国際空港へようこそ』『科警研のホームズ』(以上、宝島社文庫)、『化学探偵Mr.キュリー』(中公文庫)、『プリンセス刑事』(文春文庫)などがある。
ハセベバクシンオー ( はせべばくしんおー ) プロフィール
1969年、東京都生まれ、神奈川県川崎市育ち。獨協大学経済学部卒業。『ビッグボーナス』(宝島社)にて第2回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、2004年作家デビュー。『「相棒」シリーズ 鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~」(宝島社)は、のちに映画化された。ドラマの脚本なども手掛け、主な作品に「相棒」シリーズ、「警視庁捜査一課9係」シリーズなどがある。
梶永 正史(かじなが まさし) プロフィール
1969年、山口県長門市生まれ。東京都在住。2019年現在、コンピューターメーカーに勤務。第12回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』(宝島社)にて2014年デビュー。同シリーズの他、著書に『組織犯罪対策課 白鷹雨音』(朝日新聞出版)、『殺意の証 警視庁捜査一課・田島慎吾』(講談社)などがある。
乾 緑郎(いぬい ろくろう) プロフィール
1971年、東京都生まれ。2010年に『完全なる首長竜の日』(宝島社)で第9回『このミステリーがすごい!』大賞を、『忍び外伝』(朝日新聞出版)で第2回朝日時代小説大賞を受賞。他の著書に「鷹野鍼灸院の事件簿」シリーズ(宝島社)、「機巧のイヴ」シリーズ、『戯場國の怪人』(以上、新潮社)など。
塔山 郁(とうやま かおる) プロフィール
1962年、千葉県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『毒殺魔の教室』にて2009年にデビュー。他の著書に『悪霊の棲む部屋』『ターニング・ポイント』『人喰いの家』『F 霊能搜查官・橘川七海』『「舌」は口ほどにものを言う 漢方薬局てんぐさ堂の事件簿』「薬剤師・毒島花織の名推理」シリーズ(すべて宝島社文庫)がある。