宝島社新書

名前のない女たち

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著者:中村淳彦
発売日:2013年5月10日
価格:838円(税込)

判型:新書判
ページ数:255P
ISBN:978-4-8002-1071-5

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映像よりさらに衝撃的
AV女優たちの!!


『職業としてのAV女優』
『デフレ化するセックス』
著者の原点


雑誌の表紙を飾ったりテレビに出演したりする「単体」から、その他大勢扱いの「企画」まで、毎年6000人ものAV女優が誕生している。企画の内容に合わせて時には女子校生、時には人妻を演じ、カメラの前で過激なセックスを披露して、高額ではないギャラを手にして消えるように辞めていく彼女たちは、なぜ「AV女優」という職業を選択したのか。幸せを望みながら苦しんで、金と男とセックスに翻弄されながら、それでも現代を力強く生き抜く女性たちを徹底的にリアルに描いたノンフィクション。AV業界に流入する高学歴の女たち、売れなくなった女優が送り込まれる凌辱現場、AV市場を席巻する「企画単体」、AV女優をとりまく男たち、難航する第二の人生探し、AV女優と死……計11章それぞれに現代の社会情勢と絡めて解説を収録。『職業としてのAV女優』『デフレ化するセックス』著者の原点、待望の新書化!

※本書は宝島SUGOI文庫『名前のない女たち(2004年)』『名前のない女たち2(2005年)』『名前のない女たち3(2007年)『名前のない女たち 最終章(2010年)』に収録された作品の中からセレクションし、加筆・修正を加えたものです。年齢等は取材当時のものです。

中村 淳彦(なかむら あつひこ) プロフィール

1972年、東京都生まれ。ノンフィクションライター。貧困や介護、AV女優、風俗などの分野でフィールドワークを行い、執筆を続ける。貧困化する日本の現実を可視化するために、過酷な現場の話にひたすら耳を傾けている。著書に『東京貧困女子。』(東洋経済新報社)、『日本の貧困女子』(SB新書)、『職業としてのAV女優』『パパ活女子』(ともに幻冬舎新書)、『悪魔の傾聴会話も人間関係も思いのままに操る』(飛鳥新社)、『歌舞伎町と貧困女子』(宝島社新書)など多数。音声メディア「Voicy」を毎日更新し、人気パーソナリティとなっている。

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