名前のない女たち3

宝島社文庫

名前のない女たち3

“恋愛”できないカラダ

  • SOLD OUT

著者:中村淳彦
発売日:2007年9月12日
価格:660円(税込)

判型:文庫判
ページ数:312P
ISBN:978-4-7966-6082-2

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男にバレなきゃセックスも売る
ベストセラー待望の第3弾
「あたしセックスならもう誰とでもできる」
虐待、サラ金、売春、ホスト、うつ病、リストカット…
企画AV女優14人の壮絶な人生
絶賛、酷評含めて「名前のない女たち」を読んで頂いた方たちの様々な書評がインターネットに浮いていたが、ボクの感想はどれも「わかってないな~」ってことである。AV女優や風俗嬢が、自分たちの生きている世界とは関係ない特別なものと思っている人たちが殆どであり、もはや会社の同僚や同級生、妻や恋人、妹などがセックスを売っていても、なにもおかしくないということに気づいてる人はいなかった。
──「まえがき」より

テレビや雑誌に登場する「単体」と呼ばれるAV女優に対し、メディアに取材されることなど一切なく、日雇いで雇われ撮影現場でセックスを売る「企画モデル」と呼ばれる女たち。バレないからという理由で平気でセックスを売っているのが、実は会社の同僚や学校の同級生、妻や恋人、妹であることに、男は誰も気づいていない…。
現代を生きる女たちを描いた大好評ノンフィクション第3弾!

目次

  • ◆ホスト狂いの女(春うらら)

    ◆あー生きてるの怖い(甘衣ここあ)

    ◆ビジュアルバンドマンのヒモ(桜沢雪乃)

    ◆恋愛できないカラダ(あかねさん)

    ◆自衛隊とパチンコ(蘭堂せいら)

    ◆青森の女(椿まや)

    ◆発狂した女(亜由美)

    ◆高学歴な女(月丘うさぎ)…ほか

中村 淳彦(なかむら あつひこ) プロフィール

1972年、東京都生まれ。ノンフィクションライター。貧困や介護、AV女優、風俗などの分野でフィールドワークを行い、執筆を続ける。貧困化する日本の現実を可視化するために、過酷な現場の話にひたすら耳を傾けている。著書に『東京貧困女子。』(東洋経済新報社)、『日本の貧困女子』(SB新書)、『職業としてのAV女優』『パパ活女子』(ともに幻冬舎新書)、『悪魔の傾聴会話も人間関係も思いのままに操る』(飛鳥新社)、『歌舞伎町と貧困女子』(宝島社新書)など多数。音声メディア「Voicy」を毎日更新し、人気パーソナリティとなっている。

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