スクープの爆弾!禁断の聖域へ
なぜ書かないのか? なぜ目をそむけるのか? 雅子妃を輩出した小和田家と天皇家の確執、中田カウス襲撃事件の意外な背景、橋下徹大阪府知事の闇、ダライ・ラマ14世と山口組、後藤忠政元組長の肝移植疑惑、売春するHIV感染者、ゴミからできる健康食品、潜伏する父娘レイプの悲劇……タブー系ムックの金字塔「別冊宝島Real」から選りすぐった珠玉のルポ集。マスコミの弱腰は頂点に達した! いざ禁断の聖域へ!!
筆者紹介 吾妻博勝(あづま・ひろかつ) 石井謙一郎(いしい・けんいちろう) 一ノ宮美成(いちのみや・よしなり) 小和田三郎(おわだ・さぶろう) 鈴木大介(すずき・だいすけ) 鈴木智彦(すずき・ともひこ) 西岡研介(にしおか・けんすけ) 野中恭太郎(のなか・きょうたろう) 広岡裕児(ひろおか・ゆうじ) 山本譲司(やまもと・じょうじ) |
※本書は、2008年9月に小社より刊行された『別冊宝島Real076 平成日本タブー大全2008』ならびに2006年7月に刊行された『同071 暗闘! 平成日本タブー大全3』から記事を抜粋し、増補・改訂したものです。
目次
- まえがき
第1章 興行のタブー
吉本興業を喰い物にする大阪怪人脈の正体
西岡研介
PRIDE放映打ち切り事件の知られざる真相
鈴木智彦
第2章 マル暴のタブー
山口組後藤組元組長の「肝移植」につきまとうFBIとの裏取引疑惑
談=ジェイク・エーデルスタイン/鈴木智彦+特別取材班
第3章 菊のタブー
天皇家が抱える爆弾! 「美智子皇后VS雅子妃」の全真相
野中恭太郎
御落胤、皇族商法、同性愛……旧宮家のタブー裏面史
広岡裕児
第4章 宗教のタブー
統一教会・文鮮明の飽くなき欲望
石井謙一郎
ダライ・ラマ14世に群がる黒い面々
鈴木智彦
第5章 政治のタブー
橋下徹大阪府知事の深い闇
一ノ宮美成
防衛省汚職事件の未解決!検事総長に潰された日米軍事利権の伏魔殿
小和田三郎
第6章 食品のタブー
広告不況の救世主「健康食品」のゾッとする話
吾妻博勝
米国産輸入牛肉と黒塗りだらけの「査察報告書」
吾妻博勝
第7章 性のタブー
児童相談所が黙殺「父娘レイプ」の悲惨な実態
山本譲司
治療費を稼ぐために売春! あるHIV女性感染者の悲痛な告白
鈴木大介
西岡 研介(にしおか けんすけ) プロフィール
1967年大阪市生まれ。同志社大学法学部卒。『神戸新聞』『噂の眞相』『週刊文春』記者などを経てフリーランスの取材記者に。『マングローブ テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実』(講談社)で第30回講談社ノンフィクション賞受賞。後藤忠政・元後藤組組長の自叙伝『憚りながら』(宝島社文庫)、盛力健児・元盛力会会長の自叙伝『鎮魂 さらば、愛しの山口組』(宝島SUGOI文庫)を構成・執筆。
鈴木 智彦(すずき ともひこ) プロフィール
1966年、北海道生まれ。カメラマン兼ライター。日本大学芸術学部写真学科除籍。その後、雑誌・広告のカメラマンに。米国・欧州を舞台に撮影を行うが、LAで作家・安部譲二の舎弟と知り合いヤクザに興味を持つ。撮影中、イーストLAでギャングに襲われ帰国。入院中に暴力を取材テーマにしたいと考え、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーライターに。以降、週刊誌などにヤクザ関連の記事を寄稿し続けている。著書に『潜入ルポ ヤクザの修羅場』(文春新書)、『ヤクザと原発』(文春文庫)、『ヤクザときどきピアノ』(CCCメディアハウス)、『職業としてのヤクザ』(溝口敦氏と共著、小学館新書)、『サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う』(小学館文庫)など多数。
一ノ宮 美成(いちのみや よしなり) プロフィール
1949年大分県生まれ。同志社大学文学部卒。新聞記者を経てフリージャーナリストに。著書に『闇の帝王〈許永中〉』『同和利権の真相(1)~(4)』(以上、宝島社文庫)、『大阪同和帝国の正体』『黒い都知事 石原慎太郎』『同和と暴力団 公金をしゃぶり尽くした日本の闇人脈』『京都と闇社会 古都を支配する隠微な黒幕たち』『橋下「日本維新の会」の深い闇』(以上、宝島SUGOI文庫)、『2020年東京五輪の黒いカネ』『山口組分裂の真相 知られざる「利権抗争」の聖域』(以上、宝島社)など多数。
吾妻 博勝(あずま ひろかつ) プロフィール
1948年生まれ、東北出身。元週刊文春記者。海釣り、野菜作り、料理などを通して食のウラとオモテを実践取材する。著書に『回転寿司「激安」のウラ』(宝島SUGOI文庫)、『おいしい野菜の本当はこわい話 上・下』『食マフィアの棲む国 毒菜』(ともに徳間書店)、『鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ』(晋遊舎ブラック新書)など多数。