別冊宝島Real
別冊宝島Real072 池田大作なき後の創価学会
巨大教団が迎える危機の研究
禁断のシミュレーション |
【戦後最後のカリスマ論】 後継者は?資産は?自公政権は?総体革命は? 巨大教団が迎える危機の研究 |
目次
- INTRODUCTION 「Xデー」と日本社会の行方
序 章 カリスマの終焉
田原総一朗、取材秘話を語る
私のインタビューで、池田さんが唯一答えなかった「後継者問題」
スクープ! 現役学会員が勇気ある実名告発
公明党の悪政、組織に蔓延する全体主義……
学会員よ、今こそ“反権力”の原点に返れ!
第1章 Xデーと政界
戦慄の法戦シミュレーション!
池田大作「遺言状」の呪縛『公明党・創価学会の真実』の著者に聞く
なぜ公明党は「平和」も「福祉」も崩壊させたのですか?政治資金収支報告書は語る!
保守浮動票を喰い始めた“パックマン”公明党
第2章 Xデーと信濃町
長男・博正の世襲か? 幹部の実権掌握か? 野心家の台頭か?
“今太閤”池田大作の「後継者」たち衝撃の新事実!池田大作なき後の「マスコミ支配」
『聖教新聞』印刷委託先・最新リストとともに検証!池田先生と創価学会の女たち「十兆円資産」の真偽と国税の狙い「訴訟」の恐怖はいつまで続く?COLUMN
▼池田大作名誉会長の「葬儀」はどうなる?
▼池田大作名誉会長の個人資産
第3章 海外布教の行方
世界組織「SGI」に忍び寄る影池田大作「日中友好」の悲しき光景
第4章 宗教力の行方
「仏敵」の不在が招く巨大教団の危機!
嫌われなくなった「新宗教」に未来はあるか?創価学会で「池田本仏論」が広まる理由
第5章 メディアの中の創価学会
I 世間を騒がせた学会員の事件簿
▼耐震強度偽装事件▼八葉物流事件▼ドコモ携帯通話記録流出事件▼公明党議員・政務調査費事件II 創価学会のお家事情
▼大分の乱▼弓谷前男子部長・不倫事件▼ウィニー流出事件▼竹入・矢野バッシングIII 創価学会のトリビア
▼学会員タレントの告白▼池田大作と学術称号▼データが語る創価大学
終 章 宗教バブルの消滅
池田大作──カリスマを演じ続けた男
島田 裕巳(しまだ ひろみ) プロフィール
作家、宗教学者。1976年東京大学文学部宗教学科卒業。78年同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。84年同博士課程修了(宗教学専攻)。東京通信大学非常勤講師。おもな著書に『日本人の神道』(ちくま新書)、『創価学会』(新潮新書)、『日本の10大新宗教』『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか』(ともに幻冬舎新書)など、監修書に『一生に一度は行きたい日本の神社200選』(宝島社)などがある。
山村 明義(やまむら あきよし) プロフィール
昭和35(1960)年、熊本県生まれ。出版社勤務などを経て、現在は作家・ジャーナリスト。約20年前から全国の約5000社の神社を参拝し、平成23(2011)年、約200人の神職のインタビューをまとめた初めての神道ノンフィクション『神道と日本人』(新潮社)を上梓。「神道とは、あらゆる宗教を超越する日本人本来の思想・文化である」が持論。平成24年には「神道文化賞」(財団法人 神道文化会)を受賞。今回、全国約1000人の知人神職の声を再集成し、最もわかりやすい『本当はすごい神道』の執筆に至る。
山田 直樹(やまだ なおき) プロフィール
1957年、埼玉県生まれ。和光大学除籍。『週刊文春』記者を経てフリーランスに。著書に『創価学会とは何か』(新潮社)など多数。04年に「第10回 編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞大賞」を受賞。
溝口 敦(みぞぐち あつし) プロフィール
1942年東京・浅草生まれ。65年早稲田大学政経学部卒。ノンフィクション作家、ジャーナリスト。主として日本社会の暗部である暴力団や新宗教に焦点をしぼってジャーナリスト活動を続 けている。2003年、同和利権を暴いた『週刊現代』での連載「食肉の王」とそれに加筆した単行本『食肉の帝王─巨富をつかんだ男 浅田満』(講談社)で編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞の大賞、日本ジャーナリスト会議のJCJ賞、第25回講談社ノンフィクション賞の3賞同時受賞を果たした。