この国の今を突き刺しつつ、しかも単なる批判で終わるのではない、ポジティブな提案性を持ったメッセージ広告。2002年夏にも、弊社はそれを「政治」というテーマで実施しました。そして今回、2003年正月の企業広告は、そのテーマを政治のみならず経済や社会全般にまで広げたユニークなメッセージでアピールするべくつくられています。「国会議事堂」という建物の呪縛性を取り上げた昨夏の視点をさらに広げ、これまで当たり前のこととして長く使われ続けてきた様々な存在の「呼び名」「名称」自体が、実は世の中の意識を呪縛し続けている大きな原因になってはいないか、そしてまずそこから見直すことで、この国が次へ進む打開点が見出せないだろうか、という主旨の広告です。