自然を崇拝し、異文化を融合させながら常に新しい文化を創造してきた国、日本。
誠実、勤勉、友愛を尊び、調和を「美」とし、“独自のモノづくり文化”を大切に育んできました。
いまや経済大国となった日本ですが、昨今、欧米の合理性を追い求める余り、自らの手で、その“モノづくり文化”を傷つけ、自信を失いつつあるように感じられます。
日仏友好160周年記念「ジャポニスム2018」が、パリで開催される年のはじめに、フランスを代表する二人の名優、アラン・ドロン氏、ジャン=ポール・ベルモンド氏からのメッセージを届けて、日本人の心を鼓舞。このメッセージが、いま一度、悠久の歴史によって培われた、日本文化の素晴らしさと自信を呼び覚まし、プロアクティブな行動に駆り立てるきっかけになれば幸いです。