2009年

30段広告

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  • 朝日新聞 朝刊 全国版
  • 読売新聞 朝刊 東京版
  • 毎日新聞 朝刊 東京版
  • 日経新聞 朝刊 全国版
  • 日刊ゲンダイ 全国版
受賞
  • 2009 朝日広告賞(準朝日広告賞)
  • 2010 毎日広告デザイン賞(最高賞)
  • 安野モヨコ/漫画家
  • 石井原/アートディレクター
  • 前田知巳/コピーライター、クリエイティブディレクター
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広告意図

宝島社企業広告 今回のテーマは『進化する女性たち』です。
いま日本では、おそらく世界でいちばん進んだ新しいタイプの女性たちが急速に増加している最中だと思います。
それは、単に「ビューティ」ではくくれない、「セクシー」でも「パワフル」でもくくれない、今までの形容詞ではもはや表現できない女性たちです。
そこには、「男vs.女」「若いことvs.若くないこと」「プアvs.リッチ」などという、従来から当然のように設定されてきた構造はとっくに消えています。
何よりも画期的なのは、当の女性たちが、そういう変化を肩肘を張って目指した結果ではないということ。「頑張って変えよう」「気合いを入れて変えよう」という意識そのものが毛頭ない、ということ。そこが、じつはこれまで結局は男性目線で語られてきた「女性の時代の到来」ということとは決定的に違います。
「しなやかに、したたかに」などという言葉が陳腐に感じるほど、自然体。気づいたらこうなっていた、という、気張らないながら実は自覚的、という強さ。
成熟しているのか未熟なのかわからない国・日本において、これからそういう女性たちの進化こそがエネルギーになっていくのではないでしょうか。
長引く不況をはじめ、明るいニュースがなかなか見当らない現在。宝島社の女性誌は、どれも驚異的な支持を集めています。従来の「女性誌かくあるべし」という概念からとっくに自由。女性たちのいまにリアルでなければスタイル誌の意味なし。そういう新しい、というか基本的な感覚を、どこよりも読者と共有できているからこその、宝島社の女性誌だと思います。

制作スタッフプロフィール

安野モヨコ/漫画家
3月26日東京都生まれ。牡羊座。O型。
1989年漫画家デビュー。2009年5月にデビュー20周年を迎えた。
95年に連載をはじめた『ハッピー・マニア』で大人の女性や男性も笑ってしまう恋愛ギャグマンガという新しい分野を確立する。以後も、江戸の吉原を舞台にした遊女の物語『さくらん』や猛烈に働く女性編集者の視点で仕事とは何かが多角的に語られる『働きマン』などが大ヒット。
今、このお瞬間を懸命に美しく生きる女性の姿を描き続ける、現代の日本を代表する漫画家であり、海外でも非常に高い評価を受けている。リアリティあふれるストーリーによって、世代、性別を超えた漫画の新しい読者層を常に開拓してきた。
浮世絵の技法にも詳しく、着物や植物の描写にも定評がある。華やかさ、笑い、喜び、空しさ、抱える問題……現代女性の陰影を最も切実に描く漫画家である。
  • ★現在、日本の懐かしい風情を伝える漫画『オチビサン』を朝日新聞にて連載中
    オフィシャルHP 『蜂蜜』 http://www.annomoyoco.com/
  • ★2009年7月には家紋をテーマにデザインを手がけたshu uemuraとのコラボレーションシリーズ“Tokyo kamon Girls”が世界各国で発売され大好評となる。
石井原/アートディレクター
1969年生まれ。
アートディレクター。
博報堂を経て2005年、風とバラッドに参加。
主な仕事:宝島社 企業広告シリーズや世界初アルコール0.00%のビール、KIRIN FREEのコミュニケーションデザインを手がける。KIRIN NUDA/Levi's /PARCO/TOYOTA ISTの広告や井上陽水奥田民生「ダブルドライブ」/井上雄彦 Making of バカボンド「DRAW」のジャケットデザインなど。
朝日広告賞、毎日広告デザイン賞、東京ADC賞、日経広告賞など受賞。
前田知巳/コピーライター、クリエイティブディレクター
「団塊は、資源です。」「癌に教えられる」など宝島社の一連の広告をはじめ、シャープ「救うのは、太陽だと思う。」、キリンビール「親、子。人はつづく。」、ミスターチルドレン「HOME」などのコピーを手掛ける。
また広告の領域を超えて、ユニクロのトータルブランドディレクション、森ビルの企業ブランディング、NTTドコモ「あんしんミッション」、福岡市「福岡新都心構想」などのコンセプトワークを手掛ける。
朝日広告賞グランプリ、TCC最高賞など受賞多数。

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