2006年

30段広告

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  • 朝日新聞 朝刊 東京版
  • 読売新聞 朝刊 全国版
  • 毎日新聞 朝刊 東京版
  • 産経新聞 朝刊 東京版
  • 日刊ゲンダイ 全国版
受賞
  • 2006年 日本新聞協会 新聞広告賞(告主企画部門)
  • 2006年 朝日広告賞
  • 2006年【読売広告大賞 読者が選ぶ広告の部】優秀賞
  • 2006年 毎日広告デザイン賞(優秀賞)
  • 2007年 APAアワード 入選
  • Zofia Raczkowska
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広告意図

団塊の世代は戦後日本において様々な現象の中心となってきました。最近では、彼らのリタイアが間近に迫っていることから「2007年問題」として語られることも増えています。しかし宝島社は、そういう節目こそ、これからの日本にとって大きなチャンスであると考えます。常に新しい波を起こしてきた団塊の世代は、もしかしたら日本におけるリタイアの概念さえ変えてしまうのではないか。仕事においても遊びにおいても、個人でも家庭でも、高齢になることが必ずしも老いを意味しない世の中、そういう新しい時代に、彼らが一気にジャンプしてくれる予感がするのです(当然、企業や自治体や国がどう係わるかが大きいのですが)。それによって下の世代にもたらされるインパクトもすごいものとなるでしょう。この広告は、団塊の世代へのエールということにとどまらず、彼らをこの国が持つ膨大なエネルギー源、この国固有の貴重な資源と考えることで、日本そのものが「少子・老化」ではない新しい歩き方を発見できるはずだ、ということを広くアピールするべく企画・制作されたものです。

制作スタッフプロフィール

Zofia Raczkowska
ポーランド・ワルシャワ生まれ、在住。60年代にカメラマンであり現在も仕事上のパートナーであるご主人の影響で写真に興味を持ち始める。その後、報道写真、特にルポルタージュ写真に惹かれ新聞や雑誌で掲載されるようになり、また出版社の間では自然、動物、何より『馬』を専門とするカメラマンとして知られるようになる。
彼女の情熱は現在に至るまで変わることなく、毎年撮り続けた馬の写真は科学者やブリーダーなどにとっても貴重な資料となっている。
モノクロ写真が初期の写真の特徴で70年代には数冊の写真集を出版している。
80年代に入ると編集者の強い希望もあり、カラーの作品も撮影するようになる。当初、それまでのモノクロ世界で作り上げてきたものをカラーで表現することに戸惑いも感じたが、間もなく、『絵画のような色』は彼女の作品のトレードマークとなる。
数回の写真展開催、その後も数々の作品で受賞を重ねているゾフィアは今も現役で愛する馬たちの撮影、アルバムなどの出版を続けている。

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