「最先端医療」が健康寿命を縮める!?
「80歳の壁」
を越えるための病院・医者の選び方
診てもらうべきは専門医ではなく「総合診療医」
高齢者医療の第一人者が指南!
【第1章】 大学病院に行くと高齢者は寿命が縮まる
診ているのは人間ではなく「臓器」/製薬マネーの呪縛
【第2章】医者の9割は信用できない
正常値絶対主義/9割の「総合診療医」は看板だけ!?
【第3章】自分だけの「名医」と出会うために
治療より生活を優先してくれるか/ドクターショッピングのすすめ
【第4章】70歳からの「不調」との付き合い方
健診より心臓ドック/認知症でも何かを諦める必要はない
【第5章】免疫力が人生の最終章を明るくする
自分の欲望を解放すべし/仕事は引退するな/行動パターンに変化を
70歳を過ぎたら、「大学病院信仰」を改めないと、悲惨な老後が待っている! 大学病院とは臓器別医療に特化した医療機関であり、若く体力のある人たちが治療するにはベストの選択である可能性は高い。しかし、体力もなくなり、複数の部位に不調が出てくる高齢者にとっては、行ってはいけない場所なのである――。30年以上にわたり高齢者医療に携わる著者が、健康寿命をより長く保つための医療と体の不調との付き合い方を伝授する。
大学病院は「二流の医者」の巣窟! 老人医療の専門家でもある和田秀樹氏が「日本の過剰医療」に焦点を当て、警鐘を鳴らす一冊。健康診断は受けてはいけない/医者のいう「正常値」はまったくアテにならない/薬漬け医療という「錬金術」ほか、寿命を縮めるニッポンの検診・医療の真相とは!?
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