真のAI革命が到来――
識者たちが予測する未来予想図
落合陽一「人類の知的産業が機械に取って代わられる日まで、あと2年くらいかもしれない」
山口周「AIの価格破壊で『優秀さ』の定義は変わる。高収入の仕事からAIに代替される」
まるで人と話しているかのような自然な対応をする対話型AI「ChatGPT」が話題だ。これまでの人工知能(AI)とは異なり、学習しながらコンテンツを作成する「生成AI」の衝撃。教育、ビジネスから医療、恋愛、芸術まで、私たちの生活を劇的に変え得る驚異のテクノロジーの「メリット」と「怖さ」を、論客たちが語り尽くす。生成AIは人類にとって神なのか、悪魔なのか――。
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落合 陽一(おちあい よういち) プロフィール
メディアアーティスト。1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター センター長、准教授・JST CRESTxDiversityプロジェクト研究代表。2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員、内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーなどを歴任。著書に『魔法の世紀』、『デジタルネイチャー』(以上、PLANETS)など多数。
山口 周(やまぐち しゅう) プロフィール
1970年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、コーン・フェリー等で企業戦略策定、文化政策立案、組織開発等に従事した後に独立。現在は「人文科学と経営科学の交差点で知的成果を生み出す」をテーマに、独立研究者、著作家、パブリックスピーカーとして活動。複数企業の社外取締役、戦略・組織アドバイザーを務める。著書に『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)、『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社)、『「仕事ができる」とはどういうことか?』(共著、宝島社新書)など。
野口 悠紀雄(のぐち ゆきお) プロフィール
1940年、東京都に生まれる。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。近著に『日本が先進国から脱落する日』(プレジデント社、岡倉天心賞)、『どうすれば日本人の賃金は上がるのか』(日経プレミアシリーズ)、『円安と補助金で自壊する日本』(ビジネス社)、『2040年の日本』(幻冬舎新書)、『日銀の責任』(PHP新書)、『プア・ジャパン 気がつけば「貧困大国」』(朝日新書)、『「超」創造法 生成AIで知的活動はどう変わる?』(幻冬舎新書)ほか多数。
井上 智洋(いのうえ ともひろ) プロフィール
経済学者、駒澤大学経済学部准教授。慶應義塾大学SFC研究所研究員。専門はマクロ経済学。1997年、慶應義塾大学環境情報学部卒業。IT企業勤務を経て2008年、早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。11年、同大学博士課程修了(経済学)。主な著書に、『新しいJavaの教科書』(SBクリエイティブ)、『人工知能と経済の未来』(文春新書)、『AI時代の新・ベーシックインカム論』(光文社新書)、『ヘリコプターマネー』『純粋機械化経済』(ともに日本経済新聞出版社)などがある。専門のマクロ経済学のほかに、人工知能が経済に与える影響についても研究している。
深津 貴之(ふかつ たかゆき) プロフィール
1979年生まれ。武蔵工業大学(現・東京都市大学)卒業後、2年間のイギリス留学でプロダクトデザインを学んだあと、株式会社thaを経て、Flashコミュニティで活躍。独立以降は活動の中心をスマートフォンアプリのUI設計に移し、クリエイティブファームTHE GUILDを設立。メディアプラットフォームnoteのCXOとしてnote.comのサービス設計を担当。著書に『先読み!IT×ビジネス講座 画像生成AI』(共著、インプレス)、『Generative Design-Processingで切り拓く、デザインの新たな地平』(監修)、『UI GRAPHICS ―世界の成功事例から学ぶ、スマホ以降のインターフェイスデザイン』(共著、ともにビー・エヌ・エヌ新社)など。
和田 秀樹(わだ ひでき) プロフィール
精神科医。和田秀樹 こころと体のクリニック院長。1960年生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、「和田秀樹 こころと体のクリニック」院長に就任。35年以上にわたって高齢者専門の精神科医として高齢者医療の現場に携わる。『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『年代別 医学的に正しい生き方 人生の未来予測図』(講談社)、『六十代と七十代 心と体の整え方』(バジリコ)、『「人生100年」老年格差』『70歳が老化の分かれ道』(ともに詩想社)、『80歳の壁』(幻冬舎)など著書多数。
池田 清彦(いけだ きよひこ) プロフィール
1947年、東京都生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。早稲田大学名誉教授、山梨大学名誉教授。高尾599ミュージアムの名誉館長。フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』などテレビ、新聞、雑誌などでも活躍中。著書に『驚きのリアル「進化論」』(扶桑社新書)、『SDGsの大嘘』『バカの災厄』(ともに宝島社新書)、『年寄りは本気だ はみ出し日本論』(共著、新潮選書)など多数。