書籍

玉村警部補の災難

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著者:海堂 尊
発売日:2012年2月10日
価格:1,676円(税込)

判型:四六判
ページ数:315P
ISBN:978-4-7966-8821-5

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850万部突破 「チーム・バチスタ」シリーズの
加納警視正と玉村警部補が難解事件に挑む!


正月特番用のバラエティ番組収録中、巨大迷路内でタレントが殺された。
カメラが設置された密室での犯罪が加納と玉村を待ち受けるが、
加納の理論的推理が炸裂する!
――「青空迷宮」

田口&白鳥シリーズでおなじみの、桜宮市警察署の玉村警部補とキレ者・加納警視正が活躍する、ミステリー短編集です。ずさんな検視体制の盲点を突く「東京都二十三区内外殺人事件」、密室空間で起きた不可能犯罪に挑む「青空迷宮」、最新の科学鑑定に切り込んだ「四兆七千億分の一の憂鬱」、闇の歯医者を描く「エナメルの証言」――2007年より『このミステリーがすごい!』に掲載してきた4編をまとめた短編集です。

 

 

※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。

 

   『このミステリーがすごい!』大賞

目次

  • 0 不定愁訴外来の来訪者

    1 東京都二十三区内外殺人事件

    2 青空迷宮

    3 四兆七千億分の一の憂鬱

    4 エナメルの証言

海堂 尊(かいどう たける) プロフィール

1961年、千葉県生まれ。作家、医師。第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2006年に『チーム・バチスタの栄光』で作家デビュー。著書は「桜宮サーガ」と呼ばれるシリーズを成し、本作および『コロナ黙示録 2020災厄の襲来』『コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴』(以上、宝島社)も連なっている。他にキューバ革命のゲバラとカストロを描いた「ポーラースター」シリーズ、北里柴三郎と森鷗外の確執を描いた『奏鳴曲 北里と鷗外』(ともに文藝春秋)などがある。

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