厚生労働省の会議に
出席するはめになった田口。
そこで目にした衝撃の光景とは――
迷コンビが霞ヶ関で大暴れ!
海堂ワールドがより楽しめる
巻末特典!
登場人物相関図&用語解説など
名探偵コナン78巻
「青山剛昌の名探偵図鑑」に選ばれた白鳥圭輔が大活躍!
不定愁訴外来の万年講師・田口は、いつものように高階病院長に呼ばれ、厚生労働省主催の会議に出席するように求められる。依頼主は、厚生労働省の変人役人・白鳥。指名を受けた田口は、嫌々ながら日本の行政の中心地、霞ヶ関に乗り込んだ。しかし、そこで彼が目にした のは、警察と司法の思惑が飛び交うグズグズの医療行政だった――。大人気「バチスタ」シリーズの新装版第4弾!
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
海堂 尊(かいどう たける) プロフィール
1961年、千葉県生まれ。医学博士。1988年、千葉大学医学部を卒業後、千葉大学第一外科入局。1997年、博士号取得後、独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院・臨床検査室医長に着任。2000年、Ai(オートプシー・イメージング:死亡時画像診断)の概念を提唱し以後、Aiの社会導入と死因究明制度の改善を目指し社会活動に励む。2009年より同所のAi情報研究推進室室長を兼任。2006年、第4回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)にて作家デビュー。全ての作品がリンクする「桜宮サーガ」シリーズは累計1800万部を越え、映像化作品も多数。「桜宮サーガ」シリーズの他に、ラテンアメリカの歴史小説や、近代日本の医学小説も展開している。2016年、放射線医学総合研究所の改組と共に同所を退職。現在は福井県立大学客員教授。