身元不明の死体を移動させた―――
その理由とは?
検視体制の盲点をついた犯罪などに、
警察庁のキレ者・加納警視正の論理的推理が炸裂!
忠実な部下、玉村警部補は振り回されながらも、事件を解決していく!
1000万部突破「バチスタ」シリーズ人気コンビが活躍!
「バチスタ」シリーズでおなじみ加納警視正&玉村警部補が活躍する珠玉のミステリー短編集、ついに文庫化!出張で桜宮市から東京にやってきた田口医師。厚生労働省の技官・白鳥と呑んだ帰り道、二人は身元不明の死体を発見し、白鳥が謎の行動に出る。検視体制の盲点をついた「東京二十三区内外殺人事件」、DNA観点を逆手にとった犯罪「四兆七千億分の一の憂鬱」など四編を収録。
※この作品はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。