「バチスタ」シリーズ累計
1000万部突破
病院の新型MRI装置で発見された死体。
前代未聞のトリックとは!?
本格ジャンルの読み巧者たちを
納得させる一級の作品である。
――島田荘司(作家)
海堂ワールドがより楽しめる巻末特典!
全登場人物表
東城大学医学部付属病院に導入された新型MRI、コロンブスエッグ。その中で技術者が死因不明の怪死を遂げた。さらに数日後、今度はMRIの中で射殺された元刑事局長の死体が発見される。警察は、現場で拳銃を握って倒れていた高階病院長を犯人と疑うが……。エーアイセンター長に任命されてしまった医師の田口と、厚生労働省の役人・白鳥は、高階の無実を証明すべく奔走する!
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
海堂 尊(かいどう たける) プロフィール
1961年、千葉県生まれ。医学博士。1988年、千葉大学医学部を卒業後、千葉大学第一外科入局。1997年、博士号取得後、独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院・臨床検査室医長に着任。2000年、Ai(オートプシー・イメージング:死亡時画像診断)の概念を提唱し以後、Aiの社会導入と死因究明制度の改善を目指し社会活動に励む。2009年より同所のAi情報研究推進室室長を兼任。2006年、第4回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)にて作家デビュー。全ての作品がリンクする「桜宮サーガ」シリーズは累計1800万部を越え、映像化作品も多数。「桜宮サーガ」シリーズの他に、ラテンアメリカの歴史小説や、近代日本の医学小説も展開している。2016年、放射線医学総合研究所の改組と共に同所を退職。現在は福井県立大学客員教授。