
連続殺人鬼
カエル男ふたたび
「カエル男連続猟奇殺人事件」から十ヵ月。
脱走したカエル男の凶行に、渡瀬&古手川
の刑事コンビが挑む。
【完全保存版】
中山ワールドをより深く楽しむ
全40作品
人物相関図付き!!
凄惨な殺害方法と稚拙な犯行声明文で世間を
震撼させた「カエル男連続猟奇殺人事件」。
十ヵ月後、事件を担当した
精神科医・御前崎教授の自宅が爆破され、
その跡からは粉砕・炭化した死体が出てきた。
そしてあの犯行声明文が見つかる。
カエル男の報復に、渡瀬&古手川の
刑事コンビもふたたび動き出す。
さらにカエル男の保護司だった有働さゆりも
アクションを起こし……。
解説:新井見枝香
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。

目次
- 一 爆ぜる
二 溶かす
三 轢く
四 破砕する
五 裁く
解説 新井見枝香
中山作品 人物相関図
中山 七里(なかやま しちり) プロフィール
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第8回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し2010年デビュー。他の著書に『おやすみラフマニノフ』『さよならドビュッシー前奏曲 要介護探偵の事件簿』『いつまでもショパン』『どこかでベートーヴェン』『もういちどベートーヴェン』『連続殺人鬼カエル男』『連続殺人鬼カエル男ふたたび』『総理にされた男』(以上、宝島社)、『セイレーンの懺悔』(小学館)、『死にゆく者の祈り』(新潮社)、『騒がしい楽園』(朝日新聞出版)、『帝都地下迷宮』(PHP研究所)、『夜がどれほど暗くても』(角川春樹事務所)、『ヒポクラテスの試練』(祥伝社)、『毒島刑事 最後の事件』(幻冬舎)、『テロリストの家』(双葉社)、『隣はシリアルキラー』(集英社)、『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』(文藝春秋)、『復讐の協奏曲』(講談社)、『境界線』(NHK出版)、『能面検事』(光文社)、『ラスプーチンの庭』(KADOKAWA)など多数。