東條英機

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著者：別冊宝島編集部編
発売日：2008年11月20日
価格：649円(税込)

判型：文庫判
ページ数：237P
ISBN：978-4-7966-6810-1

“A級戦犯”が“皇国の殉教者”か

真実の東條に迫る！

発掘貴重資料・写真も公開！

太平洋戦争開戦の責任をとるかたちで、A級戦犯として処刑された東條英機。戦後60年を経ても、その刻印は変わらない。しかし、日本人は、彼の本当の素顔をどれだけ知っているのだろうか。本書は、さまざまな角度から真実の東條を求めて、分析したものである。彼の生いたちから東京裁判まで、そしてその歴史的背景までをも追った一冊。彼の真実を知ることで、真の太平洋戦争が見えてくる。

執筆者紹介
桃井四六（ももい・しろく） / 高山数生（たかやま・かずお） / 兵頭二十八（ひょうどう・にそはち） / 神博行（じん・ひろゆき） / 齋藤浩一（さいとう・こういち） / 九鬼淳（くき・じゅん）

この商品は、2007年07月06日に発売された、別冊宝島『別冊宝島１４４９　東條英機　皇国の殉教者』を改訂・改題し、文庫化したものです。

プロローグ

巻頭インタビュー　歴史学者　秦郁彦

第１章　人間・東條英機

その生涯1、　若き日の東條英機
父、英教の遺訓（九鬼淳）
その生涯2、　関東軍への道
激烈なる派閥抗争（九鬼淳）
コラム　ドイツからの絵葉書（編集部）　・・・ほか

第２章　軍人・東條英機

東條人脈ができた場所
人生を変えた満州（神博行）
コラム　東條兵団（神博行）
東條をめぐる人々PART１　東條英機を陰で支えていた
甘粕正彦（桃井四六）　・・・ほか

第３章　東條に問う！

太平洋戦争を考える基礎の基礎　歴史学者　秦郁彦に聞く
東條英機への素朴な疑問（聞き手/桃井四六）
独裁といえたのか？
東條陸軍参謀総長の思惑（神博行）
『戦陣訓』の功罪
生きて虜因の辱しめを受けず（齋藤浩一）　・・・ほか

第４章　A級戦犯という刻印

戦争犯罪人を探せ！
戦犯容疑者逮捕の瞬間（神博行）
東條英機のプライド
天皇に殉じた男（編集部）
コラム　遺骨密話（神博行）　・・・ほか