立ち読み

読んでおきたいベスト集！　宮沢賢治

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著者：別冊宝島編集部編
発売日：2011年7月7日
価格：755円(税込)

判型：文庫判
ページ数：589P
ISBN：978-4-7966-8509-2

名作って、心がふるえる！感動する！安田美沙子

多くのファンを持ち、日本文学の系譜の中で、まったく独自の位置を占める作家・宮沢賢治。その作品のほとんどが童話でありながら、子どものためのものに終わることなく、宗教的色彩を帯びる名作から破天荒な「おはなし」まで、大人の読書人を愉しませる多彩な作品が残っている。子どもの時には実はよく分からなかったという読者には再読のチャンス。「賢治」の深さやおもしろさは、大人になると、本当によく分かってくるからだ。

宮沢賢治
世界中にファンを持つ、日本の代表的童話作家。1896年、岩手県生まれ。詩人であり、思想家、教師、農業指導家でもあった。多くの童話作品や詩を残したが、生前にはほとんど評価されることなく、刊行された著作は第一詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』のみであった。1933年、37歳の若さで病没。病気療養中に枕元の手帳に書かれた詩「雨ニモマケズ」はあまりにも有名。

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この商品は、2009年04月04日に発売された、宝島社文庫『もう一度読みたい宮沢賢治』を改訂し、改題したものです。

『銀河鉄道の夜』について　　　吉本隆明

読んでおきたいベスト集！　宮沢賢治　童話作品
　どんぐりと山猫
　注文の多い料理店
　烏の北斗七星
　かしわばやしの夜
　鹿踊りのはじまり
　風の又三郎
　虔十公園林
　やまなし
　グスコーブドリの伝記
　セロ弾きのゴーシュ
　よだかの星
　銀河鉄道の夜
　北守将軍と三人兄弟の医者
　オツベルと象
　氷河鼠の毛皮
　土神ときつね
　なめとこ山の熊
　紫紺染について
　税務署長の冒険
　フランドン農学校の豚
　洞熊学校を卒業した三人
　毒もみのすきな署長さん

賢治の詩
　春と修羅
　雲の信号
　休息
　林と思想
　高原
　永訣の朝
　無声慟哭
　過去情炎
　岩手軽便鉄道　七月（ジャズ）
　［その恐ろしい黒雲が］
　［そしてわたくしはまもなく死ぬのだろう］
　［雨ニモマケズ］
　　『雨ニモマケズ手帳』写真

解説：宮沢賢治――人と作品と時代　　　郷原宏

宮沢賢治記念館