立ち読み

宇宙論が楽しくなる本

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著者：別冊宝島編集部編
発売日：2011年3月4日
価格：503円(税込)

判型：文庫判
ページ数：239P
ISBN：978-4-7966-8214-5

科学オンチもスッキリ納得

アインシュタインからホーキング、そして最新理論まで
宇宙論がおもしろい

夜空をながめると、宇宙って不思議だなぁと誰もが思わずにはいられません。宇宙とは、どこまでも謎に満ちた存在です。では、科学はどこまで宇宙の謎を解いたのでしょうか？
本書は、アインシュタインによって基礎づけられた現代の宇宙論の誕生から、その五つの潮流、そして現代宇宙論の最前線まで、誰もが楽しくわかるように案内してあります。科学オンチでも、がぜん宇宙論が楽しくなること請け合いです。

著者紹介
金子隆一（かねこりゅういち）　木幡﨣士（こわたたけお）　佐々木節（ささきみさお）　鹿野司（しかのつかさ）　橋元淳一郎（はしもとじゅんいちろう）

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本書は、1990年8月に小社より刊行された『別冊宝島116号　宇宙論が楽しくなる本』を2000年3月に文庫化した『宇宙とは!?』を改題・改訂したものです。

PART1　現代宇宙論の誕生
　すべてはアインシュタインから始まった！　　　金子隆一

　素粒子宇宙論は宇宙闢の瞬間に到達したか？
　究極の「万物の理論」をめざす試み　　　橋元淳一郎

PART2　現代宇宙論の最前線
　現代物理学者はいま「宇宙創成」の謎にどう挑戦しているか？
　インフレーション宇宙からホーキングの無境界条件宇宙へ　　　佐々木節

　常識をくつがえしたホーキングの「ブラックホール理論」
　蒸発するブラックホール　　　金子隆一

　「真空の相転移」から連想されたいくつかのアイデア
　現代宇宙論の奇想と遊ぶ！　　　鹿野司

　「エートベシュの実験」が暗示するもの
　第五の力は実在するか？　　　金子隆一

　宇宙はどこまで膨張するか？
　エントロピー無限大への道　　　金子隆一

　アインシュタインの予言「時空の引きずり」の検証
　右回りと左回りとでは回転する物体の重さが違う!?　　　金子隆一

　ディラックの「大数仮説」は何を予言するか？
　地球は膨張している！　　　鹿野司

　「回転するバケツ」の実験をめぐる謎
　忘れられたマッハの原理　　　金子隆一

　ハッブル定数はどこまで信用できるか
　膨張宇宙への疑義　　　金子隆一

　宇宙大域構造論と銀河形成論の行方を探る
　変様するビッグバン宇宙論　　　木幡﨣士

筆者紹介